外部に漏らして良い事とダメな事がある。
これらは常識的に考えての事から、職種によって、
一々契約書にサインをしてまで守らなければならない事もある。
私は割と後者の方の職種にずっといたし、今もいる為、
この事に関してはもう当然という位になっているんだけども、
高校を卒業して、すぐに働いた所は本屋であり、
そしてバイトであったために、時代も時代だったし、
そんな事を教えられた記憶はない。
その後、前述の通り、そういう社外秘の割合の多い所へ、
やはりバイトで入り、半年位経った頃から、社員にならんかと
言われだしたので、その当時は職に困る時代でなかったので、
結構渋ってから社員になった。
社員になった時に、またこれ契約書を交わしたとかの記憶がなく、
そこの社長はその職種、つまりゲーム会社という、
何だか社会でかなり胡散臭い扱いの業種をクリーンにしたかった……
というか、多分ちゃんとした会社の社長になりたかったような
人だったのにも関わらず、そういう手続きはなかったんだよなって
今更思う。
まあ初めがバイトからだしねー。
今ってどうなんだ?
最近バイトをした時には、一応契約書っぽいのはあったし、
もちろん最近浮かれた若者がTwitterなどでアホな行為を拡散
してたりもするんで、そういう事はしないようにって事についても
一応説明されたけど普通にそういうのがあるのが今の一般的なんだろうか?
それともその会社が一応名の通った所の関連会社だったからなのもあって、
そうだったのかもで、そうでない所は口約束だったり、秘匿する事も説明も
へったくれもないのかもしれない。
私は体がついてかずに辞める事にしたし、その話もきちんと通したけど、
面接だけ来て、実際の出勤日に来ないとか、数日来て来なくなるというのが
非常に多いとその職場でも言ってたので、そういう事があると雇う方も
一々説明するのも嫌になるのかもな。
でも本当はそういう事があると思ってもやるべきだとは思う。
さて、一応雇用された経験があったり、出来れば社員、社員でなくとも
教育や契約等がきちんとされる所で働いた事がある場合以外の話。
すぐにフリーランスになってしまった場合、それとか、バイトの後に
フリーランスになったとかだと、誰にも教わってないので、
自分の情報関心度によって、そのスキルは結構違ってくると思う。
どんなに関連的な職業にあっても、社員とそうでないというのは、
かなり心構えが変ってくると思う。
社員というのは、何かがあると、その個人だけでなく会社全体も
責任を負う事になるので、社員教育をして会社を守ろうとするのだと
思う。
個人経営の場合は、その個人が責任を負うだけ……まあ家族とかも
責任とか、世間に色々言われそうだけども、それは社員であっても
そうなんで……責任の重みがちょっと変ってくるのではないか。
なので、『この人こんな事言って良いのかなあ』という人は、
結構自分の今の状況と、以前の状況との区別がつかず、
前の感覚で今の状況を捉えちゃっているのではなかろうかと思う。
会社の秘密事項というのは、何も社内が世に送り出しているもの
だけに限らない。
その会社の形態とか、どのように組織がなってるかとか、あるいは
今時分がどのような事をされているか……などなど、
それらは出来る限りぼかして言わないとならないと思う。
世間に告発する気ならばまだしも、いや世間に告発するとしても、
やはり手順を踏んだりしないと、結局自分の今後の不利になると思う。
もうこの世に未練はないので、一か八かやってやるという気持ちならば
止めないが、そうではなくどうも言ってよい部分とそうでない部分の
ボーダーが理解出来てない気がする。
ネットでいつも見ているもの等を見ても、これは言うとかなりこの人には
不利になるってものまで言ってる、そして無自覚であると思われるのが
ちょこちょこある。
親しい人間であるならばそれも指摘出来ようが、そうでないただ
ネットでちょっと知っているだけであると、そういう助言もして良いものか
という事にあるので、結局しない。
私は正義のヒーローでも何でもないし、普通に悪なので、
スルーである。
燃料投下しない分だけマシな位かと思う。
しかし、有名になればなるほど、あっという間に吊るし上げられる。
今やネットというのはそういう場なのだ。
なので、まだ大丈夫だというか、全く気付いてないでだだ漏らし
してる人に届けば良いなあとちょっと思いつつブログを書いてみた。
でも、直接つながってもないので、その人達に届く事はないだろうなとも
思う。
それはそれで、仕方ない事だ。
もう良い年齢の人達なので、本来は知ってなければならない事柄なのだから。
と言う訳で、色んな事を特定出来る感じで拡散するのはやめた方が
賢明だよっていう話。
探す人は、本当に色々な断片をもって来てつなげて解き明かすので、
『この位は大丈夫だろう』という過信は危ういという事ですよ。