2016年08月02日

誰でも同じだと思うんだけど

本当に自信があって、さらに本当に実力がある人などは、
そうそうにいないと思う。
誰しも、足りない所を努力で補ってそこそこやってるという事は、
すっごい足りない自分からしても分かる。
足りないなりに何とか頑張るしかないのだ。

最近会社でも絵を描いてるし、家でも漫画の修正なんぞをしてると、
継続して描いてるんだから、何がしかは向上してても良い気がする。
そして多分どこかしらは向上してるのかもだけど、劇的な向上などは
感じられない。
前にも書いたけど、劇的に向上するには、元がかなり酷い有様でないと
分からないんじゃなかろうか。
そして同じ事を長年やっている人間は、落ちてもそこまで落ちないし、
落ちたのがまた継続して描く事によって、元に近くなったりする。
なので見え辛いんだと思う。

しかし、やはりお金をもらうには、何かをクリアせねばならない。
今はプロとアマの境がなくなりつつあるけども、多分その歴然たる差は、
審査されて世に出すという工程があるかないかなんじゃなかろうか?
ものすごいベテランになると、それもパスになるという、都市伝説が
あるけども、もしそれが本当にあって、その場合は既にチェック前の
状態がハードルクリアしてるという事なんだと思う。
あるいは、審査する側の能力が低いので、審査するに及ばないのか。

それはさて置き、審査されるというのは、とても精神的に来る。
私なんぞはチキンハートなので、本当に精神を病みそうになる。
だが、その時は、自分の状況を見て、この状況であまり高いものを
望まれてもなあと考える。
商業なのだから、それに見合う労働力であれば良いのだ。
これがクリエイティブであると考えると、上記は正しくない。
どんな状況であろうと、自分の能力を出し切って示した方が、
後々実を結ぶ可能性はある。
なので私が言うのは、心を病まないための『逃げ』なのである。
『逃げ』もその仕事を遂行するためなら、間違ってはないだろう。

ちなみに、私がいつも金額に見合ったものをと考えているかと
言うと、全く逆で、いつもその時の出来るだけを出す。
しかし、そうであっても多分誰しもが納得のものを提供出来てないので、
上記の『逃げ』で心の安寧をはかるのだ。

初めに言ったように、どんな仕事、どんな職種でも、いつも
試されて給料が支払われている事になっていると思う。
その状況によって、差はあるけども、誰しも同じく胃の痛い思いで
毎日頑張っているんだと思う。
(こんなブログとかかいてな)

なのでたまには何にも気にせず、好きな者を描いて、
何にも言われない、それどころか、やや持ち上げてくれるものを
待ってしまったりする。
私が今やってる、漫画の修正ってそうなのかな?そうなのかなって
ずっと思ってるんだけど、多分その面はとても大きいなと思う。
しかしそれを思うとモヤモヤする。
本当ならそんなもの直さずに、どんどん先を描けば良いんだけども、
一旦ストップしてしまうと、中々再開って出来ないんである。
じゃあ直しても無駄なんじゃ……って感じなんだけど、
まあ無駄なんだけどね、そして直してて昔のヘタクソなものから
多少バランスは良くしても、描きたかった表情ではなくなって
しまったりしてる。
描き直しても、納得の表情にならない、などなど、ちょっと
もうトーンだけグレーにするだけにしたい気持ちにもなって来た。

でもまあ、やっぱり自分が大きいサイズでみたいので、直すよ。
自分のキャラはやっぱ可愛いんである。

夏休みになったせいなのか、拍手とかアクセスも増えてる気がします。
有難うございます〜(^▽^;)何もなくってすまんです!
posted by nin at 19:05| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・近況報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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