2015年05月11日

基本シングルタスク

さっき下書き描き始めたのにもう休憩か!

だってキャラがすんごい顔して怒っているコマで疲れるんだも……(言い訳)

多分私の描く漫画ってかなりキャラの喜怒哀楽とかの表情が豊かなのではと思う。
それは自分自身も内面がそういう触れ幅が大きいからなんだろうと思う。
また、漫画は記号という前提があるため、その時にそのキャラがどういう
リアクションを取るかというのは、キャラ設定に違反しない限りは分かり易く
しているというのもある。
キャラが単純とかだと余計にそうなるし、怒って我を失ってるとか、状況に
よってもそれらが変化する……のよね。

自分も触れ幅が大きいと書いたけども、それを恥ずかしい、何も動じない人に
見られたいという側面もあって、普段はあまり驚いたりはしゃいだりというような
ものを外に出さないようにしてる。
それは育って来た環境もあって、うちはそういうのを馬鹿にする傾向(主に姉)が
あったもんで、出来るだけ悟られないようにしたりした。
こういうのはあまり本当はよろしくない。
感情を素直に出しすぎるのも良くない事が多いが、隠し過ぎても今度は本音が
他人に伝わり辛くなる。

話戻して、私は基本あまり物事を同時進行というのが出来ない。
不器用なんだよなってのが一番大きい要因で、二つの事を同時にやると、やっぱり
どちらかが、あるいはどっちも疎かになりがちになる。
誰に迷惑のかからないものなら良いけども、何かをするには必ず他人は介在
しているし、これが仕事などになれば自分の責任だけでは留まらない。
なので自分の出来る範囲はちゃんと理解しつつ、出来るだけそれを越えない
どころか、なるべく余裕のある事しかしない。

まあ仕事ってそんな事もいってらんないんだけども、考えても無理して
たくさん抱えても、結局全部上手く行かないとかが一番怖いし、
自分の能力なんか過信出来るほどにもないので、もう無能だから
しゃーないと相手にも認めてもらうしかないね。
1つの仕事でもそれがとても良く出来れば、きっとその結果は相手にも
分ってもらえるとは思う。
うちのおかんも言ってたけども、『遅くとも仕事は丁寧』が私や
母のような不器用な人には良いのだと思うよ。

しかし漫画って、登場人物って一人とかあんまないので、描いてる
最中はキャラ分憑依してたりする。
体の中にたくさんのキャラを内包して、それらになりきってたり
して絵を作り出すので、シングルタスクなはずなのに自然と
そうでなくなっている。(これは仕事内タスク)
漫画描くだけで疲れるってのも誰しも思う事だと思うけど、
たぶんそれはキャラ人数分、ページ分憑依とか描き出しているせいで、
結構色んな感覚とか部分を使ってるから疲れるんだと思うよ。

会社の仕事とか、そういうのに比べると割とシンプルな部分が
あって、連続してずっとやってられるのだけど、それはそれで
物量で疲れるんだけどな。
つまり仕事は大変、お金を稼ぐのは大変って事だよね。


posted by nin at 16:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・近況報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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